地図用枠 左 地図用枠 右
境界線
今回は栃木県の宇都宮市にある餃子像を見たく、散策に来ました。

ただ、出発が千葉で、かつ、下道での移動でしたので、休憩がてらまずは道の駅『もてぎ』に寄りました。
ここは敷地の中心に大きなオブジェがあります。

ちなみに、後ろの自己主張の強い建物は『旧古田土雅堂邸』なるものです。
古田土雅堂は、明治初期から大正時代にかけてアメリカで活躍した日本画家で、この建物は彼が宇都宮に帰国する際に輸入した組み立て住宅です。
道の駅ときたらソフトクリーム。
ここでは『おとめミルク』なるものが販売されています。
味は、そこらに売られてる安いストロベリーソフトクリームとは違い、バニラの味と苺の味を別々にシッカリと味わうことができ、美味しく頂けました。
道の駅の全体図です。
公園部分が広く取られています。
道の駅周辺です。
案外近くに住宅があります。
一度は道の駅の近くに住んでみたいものです。
次にやってきたのは『大谷寺』です。
道の駅からは一度宇都宮駅を通過した先にあります。

この景色は市営の無料駐車場からの眺めです。
地方の道路、って感じです。
では進みます。
閑散としている参道というか土産物通りを少し歩くと見えてきました。大谷平和観音です。
太平洋戦争の戦死者を追悼するために造られたとのこと。
ただ残念ながら工事中。

無念の一言。
そのまま観音の前を素通りし、その先にある『大谷寺』へ。

ここには千手観音像や釈迦三尊像等が、凝灰岩の壁面に彫られていることで有名みたいです。
それがこの中に。
ですが、撮影は不可。

次は『大谷資料館』に向かいます。
大谷資料館は、大谷石というこの大谷町付近一帯で採掘される石の元採石場の跡地を利用して博物館にしているところです。
ここはその他、コンサートやテレビの撮影にも使われているみたいです。

資料館への道すがらにある剥き出しの石、凄みを感じます。
到着です。
年季が入ってます。
いざ。
撮影スキルの無さを痛感しております。
実物はもう少し明るいです。

そして中ですが、地下大神殿のようなトンデモナイ広さです。
インディー・ジョーンズに出てきそうです。

兎に角、圧巻でした。
ちなみに、所々に彫刻が。
地味に怖いです。
何がある、と言うわけではないですが、日本っぽくない非日常な雰囲気を味わえるのがイイです。

あとは、事前に調べて見たかった廃墟へ向かいます。
この辺り、空き家を散見します。
なんとも切ないです。
こちらも空き家。
店名のフォントに味があります。
廃墟の名は『山本園大谷グランドセンター』。
ここが入り口のようです。
当然管理されている物件ですので、遠くから観察。
ここは廃墟界では『西のマヤカン、東の大谷グランド』とも呼ばれてるほどメジャーみたいです。
ちなみにマヤカンは摩耶観光ホテルです。

正直ここまででお腹いっぱいな気分ですが、本来の目的、餃子像を見るために宇都宮駅に戻ります。
チンタラしながら寄り道をしてたので、こんな時間になってしまいました。

兎に角、目的地に。
見つけました餃子像。
造形はなかなか面白いです。

ただこれ、どうやらテレビの番組発信で作成されたもののようです。
その情報を知り、一気にテンションが下がりました。

もう時間も時間なんで、今日は一泊して明日戻ることにします。

そして折角なんで餃子でも食します。