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青森散策、三泊四日の三日目です。

下北駅近くで一泊した宿に展示されていた『ねぶた』です。
テレビでは見たことがありましたが、生は初めてです。
こんなに迫力があるものだとは思いませんでした。
これが動くとなると、かなり見応えあるものになるのだろうと思いました。

ちなみにねぶたの運行にかかる費用は2000万円だとか。
道理で迫力あるわけです。
今日はフェリーに乗るために下北半島の西の端まで移動します。

と、その前に昼食をば。
もう、当然のようにウニ丼です。
いつもは肥満対策に咀嚼回数を増やさねばと思いながら食事をしていますが、今回の散策では食事を飲み込みたくない気持ちからか、無意識に回数が増えています。

あと、値段のことは知りません。
下北駅から少し離れた『田名部』の停留所から、終点『脇野沢』を目指します。

と言うか、目指すのは良いんですが…
この停留所、なんだか廃墟みたいです。
「雨風がしのげるだけマシだろ?」というコンセプトなんでしょうか。
停留所前です。
なんだかなぁ、と言った感じです。

「近寄っても良い建物なのかな?」と思えたのは、入口横の自販機が稼働していたからです。
自販機がなかったら恐らく近寄っていません。
せめて明かりは点けて欲しいです。
いざ出発。
下北駅からバスに揺られ、フェリー乗り場のある脇野沢にやって来ました。
見えている建物は『脇野沢庁舎』です。
フェリー乗り場までは少し距離があるので、散策がてら向かうことに。
静かです。

かれこれ10分程ぶらついてますが、まだ第一村人を発見してません。
先ほど、畑に向かうと思しきお婆さんを見かけました。

以上です。
この辺りの子供は何をして遊んでるんだろうと思い、キョロキョロしてるのですが、姿どころか声も聞こえません。
ようやく見つけたので近づくと、小学校高学年と思しき4、5人が銀玉鉄砲で遊んでいました。

若者が都会に出る気持ちが解った気がしました。
そろそろブラブラするのをやめ、フェリー乗り場に。
特にグッと来る土産物はなかったです。
乗り場周辺にはちょっとした広場がありました。
たまに船に乗るといいもんですね。

到着するまで、ずっとデッキに居ました。
到着です。

ここは、脇野沢から西の対岸にある、東津軽郡の蟹田というところです。
周囲は、まぁ、
殺風景です。

その中でひときわ目立つタワーを目指すことに。
このタワーは『トップマスト』と呼ばれ、周囲に高い建物がないので、沿岸随一のビューポイントとなってます。
またここには、地場の物産をはじめ、津軽・下北の特産物や北海道の特産物なども販売しており、二階にはレストランも有ります。
最上階にあるテラスへの道程です。

何度、登るのをやめようと思ったことか。
テラスに到着です。
テラスからは、むつ湾を一望できる展望台として、見応えのある景色を見ることが出来ました。
ピーカン時に一望したかったです。
地上までは30メートル。
タマヒュンです。

流石に、格子の上には乗れませんでした。
タワーを降り、最寄り駅に向かうことに。

夕闇と曇りがコラボしているため、もう薄暗いです。
向かうは『蟹田駅』です。
駅に到着。
可もなく不可もなくな駅舎です。
構内は比較的大きいです。
どうやら、ニューヨークとローマと同緯度らしいです。
あまりピンときませんが。

ここからは宿がある浅虫に向かいます。
蟹田駅から見て位置的に、青森湾を挟んだ南東方向の沿岸になります。
浅虫の宿に無事到着。
すぐに夕食を取りました。

明日は最終日、名残惜しいです。

それにしても、宿のジュースは本当に値段の割に量が少ないです。
自制しないと三秒で飲み干せてしまいます。