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青森散策、三泊四日の二日目です。

長苗代駅近くの宿を出て、再度八戸駅に戻って来ました。

今回の目的地は恐山です。

にしても、天気が芳しくないです。
八戸駅から一気に北上して『下北駅』にやって来ました。
この下北駅は、本州最北の駅のため、このように駅舎のホームに『てっぺんの駅』という看板が掲げられています。
そして、恐山へはバスで行くことに。
下北駅から揺られることおよそ40分。
恐山に到着しました。
平日&雨にも関わらず、観光客は多かったです。
総門です。

現地に来ていくつか驚いたことがありました。
まず一つ目が、境内に温泉があるということです。
恐山と言えば、『名前のインパクト』や『イタコ』と即答出来ます。
ですが、それしか知らないので、これら以外の「ならでは」があることにビックリしました。
では、いざ。
参道途中にある寺務所です。
ちょっとした旅館を思わせるほど立派です。
総門から伸びる石畳の途中にある『山門』です。

規模や仁王により迫力がある門構えですが、やはり『恐山』という文字が、他の神社仏閣に比べ、迫力度がアップしてるように見えます。
山門をくぐると、参道の突き当りに地蔵山を背にした地蔵菩薩が祀られている『地蔵殿』が建っています。

地獄にはそこを向かって左に進みます。
周囲は硫黄臭で満ち満ちています。
そのためでしょうか、草花や雑草のたぐいが見当たらず、辺りは岩肌ばかりです。
なんとも独特な景色です。
遠くの山から立ち上る霧が、風景の非日常さを増しているようです。
そこかしこにある石の小山も、恐山ということで近寄りがたいです。
『血の池地獄』です。
なぜ、血が池になっていると地獄なんでしょう。
理由が判らないだけに怖い地獄です。
賽の河原に到着です。
正面は湖で『宇曽利山湖』といいます。

恐山は全体的にグレーのため、子供の頃に見て恐怖におののいていた、あのオドロオドロしい『地獄』という印象ではないです。
また、当然ですが、ごちゃごちゃしたり汚くもなかったので恐さはなく、ただ荒涼とした侘びしい場所でした。
自宅に戻り調べると、諸説はあるとされていますが、現在の『死者の魂が集まる山』となったのは、戦後にマスコミが「死霊の山」といったイメージをかきたてたからだそうです。

そして一番驚いたのは、『イタコは期間限定』、ということでした。
『恐山=イタコ』という式が頭にあったため、いつ行っても会えると思ってただけにショックでした。
亡くなった祖母に会えると思ってたんですが。無念です。
そんな無念を抱きつつ、またバスに揺られ、宿のある下北駅に戻ってきました。
宿に到着です。
宿からの眺めで、下北駅前の風景です。
緑の割合が高いです。

明日は、フェリーで下北半島から西の対岸に渡る予定です。